先に結論

警告灯が消えない場合は早めに点検する

輸入車のメーターに、エアバッグのマークや「SRS」「Restraint System」などの警告が表示されることがあります。エアバッグ警告灯の点灯中は、必要なときにエアバッグやシートベルトプリテンショナーが正常に作動しない可能性があります。

01–05 · SRS CHECK

表示の意味と点検範囲を順番に確認する

  1. 01

    始動後も警告灯が消えないか確認する

    多くの車両では、イグニッションをオンにするとシステム確認のため警告灯が一時的に点灯し、その後消灯します。始動後も消えない、走行中に点灯した、点灯と消灯を繰り返す場合は、表示全体を写真に残し、座席移動や内装作業など直前の状況も記録してください。

  2. 02

    SRS警告灯と助手席エアバッグ表示を区別する

    システム異常を示すSRS警告灯と、助手席エアバッグの設定状態を示す「PASSENGER AIR BAG OFF」などの表示は意味が異なります。表示の色、場所、意味は車種によって異なるため、車両の取扱説明書で確認します。

  3. 03

    警告灯を消してから入庫しない

    市販診断機で故障情報を消去したり、バッテリー端子を外したり、座席下のコネクターを繰り返し抜き差ししたりしないでください。エアバッグ回路には作動装置が含まれるため、メーカー指定の電源遮断と待機手順が必要です。

  4. 04

    座席下の配線だけが原因とは限らない

    12V電源、ヒューズ、座席配線、着座検知装置、シートベルトバックルとプリテンショナー、ステアリング内部の配線、衝撃センサー、SRSコントロールユニット、水濡れや過去の修理履歴などを確認します。警告表示だけで部品は確定できません。

  5. 05

    警告前の作業内容を確認する

    バッテリー交換やバッテリー上がり、座席・ステアリング・ダッシュボードの脱着、内装清掃、電装品取付、車内への水分侵入、事故修理やシートベルト部品交換の履歴を確認します。これらは点検範囲を決める手掛かりになります。

CHECK ORDER

推奨する点検順序

  1. 1

    警告灯とメッセージの写真を保存する

  2. 2

    取扱説明書で表示の意味を確認する

  3. 3

    助手席エアバッグON/OFF表示と区別する

  4. 4

    12V電源、ヒューズ及びアースを確認する

  5. 5

    SRSシステムの故障情報を読み取って保存する

  6. 6

    メーカー指定手順で配線とコネクターを点検する

  7. 7

    センサー、シートベルト及びエアバッグ回路を確認する

  8. 8

    事故、水濡れ及び部品交換履歴を確認する

  9. 9

    修理後に故障情報と警告灯の状態を再確認する

BEFORE CONTACT

相談前に準備したい情報

  1. 1

    メーカー、車種、年式

  2. 2

    車台番号または車検証

  3. 3

    走行距離

  4. 4

    警告灯とメッセージの写真

  5. 5

    点灯した日時と走行条件

  6. 6

    助手席エアバッグ表示の状態

  7. 7

    最近のバッテリー交換・バッテリー上がり

  8. 8

    座席、内装、事故及び水濡れの履歴

FAQ

エアバッグ・SRS警告に関するよくある質問

エアバッグ警告灯が点灯していても運転できますか?

車両が走行できても、衝突時に安全装置が正常に作動しない可能性があります。放置せず早めに点検してください。

助手席エアバッグOFF表示は故障ですか?

必ずしも故障ではありません。車種によっては助手席エアバッグの設定状態を示します。SRS警告灯とは分けて確認してください。

故障コードを消せば直りますか?

故障情報の消去は修理ではありません。電源、配線、センサーや関連部品の状態を確認する必要があります。

SOURCE

確認資料