先に結論

濡れた位置と発生条件を記録してから浸入経路を確認する

表面が少し湿っているだけに見えても、カーペット下の吸音材に水がたまり、配線、コネクター、コントロールユニットへ影響する場合があります。水を拭き取る前に、濡れた範囲と水滴の流れを写真で保存してください。

01–05 · WATER LEAK

車内の水分を確認するポイント

  1. 01

    濡れている場所を確認する

    運転席・助手席の足元、前後席のカーペット、天井とピラー、ドア内側、スペアタイヤ収納部、トランク左右、シート下、ダッシュボード下を確認します。見える範囲だけでなく、可能な範囲でカーペット下の吸音材も確認します。

  2. 02

    発生条件を分ける

    強い雨、普通の雨、洗車、エアコン使用、坂道駐車、サンルーフの開閉、ガラス交換後、事故修理やドア脱着後など、いつ濡れたかを整理します。発生条件によって確認する場所が変わります。

  3. 03

    主な浸入候補を確認する

    サンルーフ排水、前後ガラスの接着部、ドアのウェザーストリップと防水シート、カウル排水、エアコン排水、ルーフアンテナ、テールランプ周辺、トランク開口部、過去の板金修理部を確認します。水が見える場所と浸入箇所は同じとは限りません。

  4. 04

    電装部品への影響を確認する

    シート下やトランクには、電源配線、ヒューズ、SRS・シート関連コネクター、制御ユニット、アンプ、バッテリーなどが配置される場合があります。警告灯、ドアロック異常、音響不良や始動不良を伴う場合は、電源操作を繰り返さないでください。

  5. 05

    自己判断で穴やシールを追加しない

    ドレンホースへ高圧エアを入れる、車体へ穴を開ける、接合部全体へシール剤を塗る、強い熱風で乾燥させる、濡れたコネクターを通電状態で外す作業は避けます。排水ホースの脱落や内装・配線の損傷につながる場合があります。

CHECK ORDER

推奨する点検順序

  1. 1

    濡れた範囲と水滴の流れを記録する

  2. 2

    雨、洗車、エアコンなど発生条件を確認する

  3. 3

    カーペット下の吸音材まで確認する

  4. 4

    天井、ピラー、ドア及びトランクを点検する

  5. 5

    サンルーフやカウルの排水状態を確認する

  6. 6

    ガラス、ランプ及び車体接合部を確認する

  7. 7

    安全な方法で水の浸入経路を再現する

  8. 8

    配線、コネクター及び電装部品への水分を確認する

  9. 9

    原因箇所を処置し、内部を十分に乾燥させる

  10. 10

    再度散水確認を行い、警告及び電装機能を確認する

BEFORE CONTACT

相談前に準備したい情報

  1. 1

    メーカー、車種、年式

  2. 2

    車台番号または車検証

  3. 3

    濡れている位置の写真

  4. 4

    雨量、洗車及び駐車方向

  5. 5

    サンルーフの有無

  6. 6

    ガラス交換歴

  7. 7

    事故及び板金修理歴

  8. 8

    エアコン使用との関係

  9. 9

    警告灯や電装不良の有無

  10. 10

    臭い、液体の色及び量

FAQ

輸入車の雨漏りに関するよくある質問

カーペット表面を乾かせば大丈夫ですか?

下部の吸音材に水が残る場合があります。カーペット下、配線及びコネクターも確認してください。

サンルーフ車は必ずサンルーフから漏れますか?

必ずしもそうではありません。ガラス、ドア、カウル、エアコン排水や車体接合部も確認が必要です。

警告灯が出ていなければ電装部品は問題ありませんか?

水分が残ると、後から腐食や接触不良が発生する可能性があります。積水部分の部品配置を確認します。